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「ワセジョ」という言葉は死語か?

久しぶりの投稿です。

えーっと、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします(/∀\*)

今日のタイトルは 「ワセジョ」という言葉は死語か? です。


皆さんは「ワセジョ」という言葉をご存じですか?

検索してみるとこんな解説がついていました。


ワセジョ
別表記:早稲女
早稲田の女子学生、あるいは卒業生を意味する表現。一般的にお洒落をはじめとした、他の女子大生が好むことに興味がない学生、あるいは群を抜いた酒豪など、一般的な女子大生らしさに欠ける学生を指す語。主として一般女子学生から逸脱した存在として揶揄される場合、あるいは自虐する場合などに用いられることが多い表現。
(出所:「実用日本語表現辞典」)


ただ、これは上記のWebページによれば2013年の情報で、最近はどうなのかはわかりません。


ここで一般女子学生から逸脱した存在であることを表していると思われる事例をご紹介しましょう。

これは私の友人の女性(某私立音楽大学声楽科卒)から聞いた、そして質問された実話です。

友人は早稲田大学卒の彼と結婚したのですが、あるとき学生時代の写真を見せてもらったそうです。
彼は1990年代に卒業した…とういう年代の方で、私と同世代です。

そこに写っていた女子学生を見て、彼にこんな質問をしたそうです。

「ねぇ、この人たち宗教なの?制服なの?」

その質問に対して、彼が理由を尋ねてきたので、こう答えたそうです。

「皆、髪の毛を一本に束ねて、白いシャツを着て、ジーパンにスニーカーで、なんかやたらと大きい黒い大きなナイロンのバッグを肩から下げてるからさ~」


彼は「宗教じゃないよ。早稲田にいる女子学生はこんな感じだよ」と答えたそうです。


という話を私にしてきて

「ねぇ、池ちゃんの時もそんなだったの?」

と、質問してきました。




うけるー-----(ノ∇≦*)


たしかに、それ系の出で立ちだった友達がいました。

なんならその写真に写っているのって、友達の〇〇子じゃない?って思ってしまったww


それはさておき、なんでこのテーマでブログを書いているかといいますと、
とあるところで
「ワセジョって言葉はもう死語なんじゃないか」と言われた
と、知人のワセジョが言っていて、
どうなんだろう?と思ったからです。

ちなみに「死語なんじゃ?」という投げかけは男性からなされたんだそうです。
早稲田に女子学生がいるのはもう当たり前だし、若い子には響かない言葉なんじゃ?と。


その場にいたワセジョたちは、「ジョ(女)」と性別でくくることが、今の時代に合っていないという意味合いもあってそういう投げかけがあったんじゃないか?と考察している方もいらっしゃいました。


ちなみに、この言葉はこんな使い方もされます。

男、女、ワセジョ

どういうことかというと、男とか女とかのカテゴリーに収まらない存在というような意味合いで使います。

私はどちらかというとずいぶん時代を先取りした感じで使われていたように理解していました
ポジティブな意味もネガティブな意味も両方ありますが。

上記の実用日本語表現辞典には別表記として「早稲女」と書かれていますが、カタカナ表記が一般的な気がします。
漢字ではあまり見かけないかな。

と思ったら、Googleトレンドによると、全体としては漢字表記もどっちも検索されていて、どちらかが圧倒的ということはないようです。




性別を超えた存在だと私は思っていたけれど、一般的にはそうでもないのかもしれませんね。

このグラフからは確かに検索という点においては右肩下がりの言葉であることは読み取れるものの、
根強く検索し続けている言葉であるともいえそうです。

2012年に『早稲女、女、男』という小説がでているようですが、それが出たからといって圧倒的に検索数が上がったわけでもなさそうです。
2004年とか2005年の大きなピークの時には一体何があったのでしょうね。。。



だいたい一般女子学生…ていうのが、よくわからないですよね。
酒豪の女性なんてやまほどいるでしょうに。

死語なんじゃないかという問いかけが男性からあったというのに、なんかちょっとモヤモヤしちゃったんですよね。
まあ、そういう問いかけが生まれるだけ進化したって感じなのかなぁ。


ワセジョのみなさん(ワセジョじゃないみなさんも)、どう思いますか?







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【アーカイブ配信中】ヨーロッパ縦断 歌曲の旅

久しぶりの更新です!

ご案内する前に終わったコンサートがたくさんヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

10月29日に終わった歌曲のコンサートが11月30日までアーカイブ配信中です。
ぜひteketから配信チケット(2,000円)をお求めいただき、ご視聴ください!


下記からその一部がご覧いただけますよ!





次の本番は2023年1月!

その前にやることがいっぱいある~💦

それではまた!

モルドバ共和国:私がウクライナ避難民への寄付先に選んだところ

こんにちは!

あっという間に4月になってしまいました。
学会発表も終わり、いろんなことを乗り越えての4月です。
ふ~っ。


さて、今日は音楽に関係のない話題で記事を書いてみることにしました。

ロシアによるウクライナ侵攻が開始されたのは2022年2月24日でした。
連日つらいニュースが流れてきています。

今回の戦争でウクライナ周辺国は多数の避難民を受け入れ、支援していることは皆さんもニュース等でご存知ですよね。
周辺国も決して豊かとはいえないことから、その支援をどう負担しているのかについてかなり前から気になっていました。

ほどなくして長期化に伴う経済負担の話がメディアで取り上げられるようになってきました。 
やはりそうですよね。

今の自分にできることはわずながらでも寄付なのかなと思い、寄付先を探していました。

私は今回、モルドバ共和国に寄付をすることにしました。



なぜモルドバに?



私は今年の1月まで「モルドバ共和国」という国を知りませんでした。
モルドバの皆さん、ごめんなさい🙇


知るきっかけとなったのは、日本のスーパーでのお買い物なんです。


「調査」を生業の一つとしている私は、様々な図書館に出向いて資料を集めることをしています。
年明け早々、広尾にある都立中央図書館に通っていた時期があるのですが、
近くにある「ナショナル麻布」がその現場です(笑)

National AZABU
出典:tripnote.jp 



店内はこの記事にある通り、海外のスーパーのよう。
海外旅行に飢えている人にはもってこいのところです。

お惣菜売り場には、広尾という土地柄、近隣にあると思われる大使館の国々の郷土料理が並んでいます。
その中の一つにモルドバの揚げピザ(名前を失念!)があり、購入したのです。

注)在日モルドバ大使館は新宿区榎町(早稲田と神楽坂の間)にあり、広尾には全然近くなーい(笑)



「モルドバっていう国があるのか~…どこだろう、南国かな?」(それはモルジブ(笑))
と思いながら調べてみると
なんと欧州の国だったのか!と驚いたのです。

それ以来モルドバという国名は私の記憶の中に残っていました。


そして今回の件で、モルドバが欧州の最貧国であることや
2011年の東日本大震災のときは日本に寄付金を贈ってくださったことなども知りました。
そのようなお国の事情を抱えながらもウクライナの避難民の方に温かい支援の手を差し伸べていることも。


ということから私は寄付先にモルドバを選んだのです。


今回の私の行動は郷土料理がきっかけでした。
人の行動って何がきっかけになるか、わからないですよね。


私が日頃皆さんにお届けしている音楽、歌も
皆さんにとって何かのきっかけになるといいなと思います。


今回の衝突は長期化が予想されています。
1日も早く平和が訪れますように。


避難民への支援先については外務省のホームページにまとめられています。
ご参考になさってください。


それではまた。






学会発表いたします!

こんにちは。

来週学会で発表させていただくことになりました。


日本文化政策学会 第15回研究大会
2022年3月20日(日)〜 21日(月・祝)
オンライン開催


詳細、お申し込みはコチラから。
申し込み期限は3月19日(金)だそうです!

私は3月21日に「日本の音楽ワークショップの歴史」について発表予定です。


日本文化政策学会15大会


これまで学会には所属していなかったのですが、昨年こちらの学会に入会させていただきました。

いくつになっても新しいことへのチャレンジをしよう!と思いまして、
この学会発表も2022年のチャレンジのひとつなんです。

…が、初めての場は緊張しますね。

さてどうなりますやら…( /ω)

ではまた!


Tag : 音楽ワークショップ

【メディア出演】3/2にラジオに出演します

こんにちは。

実はこの度、ラジオ番組に出演させていただくことになりました。
放送日は明日、3/2(水)です!!

渋谷のラジオ
渋谷の柳瀬博一研究室
10:00~10:55


渋谷のラジオ


渋谷近辺にいなくても、Webやアプリでも聴くことができます。

ラジオの聴き方

そして、ライブで聴けない方はアーカイブで聴くことができます!

ライブの放送後にアップされるはずです。


この番組のパーソナリティである柳瀬博一先生は
東京工業大学の教授であり、ジャーナリストでいらっしゃいます。

大学院のときのご縁で今回出演させていただいた次第です。

すでに収録は済んでおりまして、
オペラや、そもそもなぜオペラ歌手になったのか、大学院はどうだった?…などなど、
話題は多岐にわたりました。


そして一番の目玉は、
二期会BLOCポケットオペラが渋谷区内で行う音楽イベントのご案内です!


このイベントは、なんと無料でどなたでもお越しいただけます。
そしてお客様には聴いていただくだけでなく一緒に参加していただくイベントなのです(^-^)/

この番組で情報解禁となるわけですが、
新型コロナウィルスの影響により諸々変更が生じるかもしれません。

最新の情報は二期会BLOCポケットオペラのFacebookページをご覧くださいね。



ところで、
ラジオという媒体が最近また注目を浴びていますよね?

私がラジオを聴いていたのは小・中・高校生の頃と、
大学に入学してから1年間位だったかなと思います。

クラシック音楽の番組をよく聴いていましたが、
ラジオドラマもすごくドキドキしながら聴いていたように思います。


なぜ今またラジオなのか・・・正直なところよくわからなかったんですよね。


でも、
今回出演してみて、ちょっとわかった気がします。


ラジオってすごくパーソナルな媒体なんですよね。
直接語りかけられているような気持ちなるっていうか。

対談形式の番組の場合は、
話者同士の関係性の中に、リスナーがちょこんと入り込んでいるような気持ちになれる…
考えてみればそれは実際にはあり得ないことなのですが、
あり得るかもしれない不思議な感覚を生む、
話者とリスナーの距離を近づける媒体、それがラジオなのかなと。


それにしても、言わなければいけない情報を伝えそびれたり、
上手くお話しできなかったり…
どんな風な番組になっているのか、
私も明日の放送を楽しみにしたいと思います(*^_^*)

それではまた!


Tag : 渋谷のラジオ