FC2ブログ

【終演しました】香港日本人補習授業校 こどもの日コンサート

えーっと、もう4か月も経ってしまいました!!!

ご報告が遅れてごめんなさいm(__)m

去る5月9日(土)、香港日本人補習授業校にうかがい、こどもの日のコンサートを行ってきました。
なんと私単独での訪問です!

もともと、GW期間にプライベートの旅行で香港に行く予定があったのですが、
せっかくなら現地の音楽教育のお話も伺いたいし、せっかくなら子供たちに歌のプレゼントもできたら…ということで実現したコンサートでした。
香港日本人補習校の先生方のご協力くださいましたあってのこのコンサート、とてもいい試みができたと思っています。

渡港するまではすべてメールでのやり取りでしたので、本番の日に初めて学校にお伺いし皆さんとお会いしました。

学校は九龍半島、油麻地(ヤウマテイ)にあります。

香港日本人補習授業校

現在の油麻地はヴィクトリア湾からMTRの駅にして3つ分も内陸にありますが、昔は天后廟の近くまでが海だったそうですよ。

この「日本人補習授業校」ってなんぞやというなのですが、両親のどちらかが日本国籍であれば入学資格がある私立または非営利団体が運営する学校で、
海外で生活する日本人の子供たちの日本語力が衰えないように国語や算数などの教科を日本語で補習的に行う学校のことをいいます。

この日は大きな教室が空いていなかったそうで、幼稚園、小学校低学年、小学校高学年の3つに分けて教室を訪問する形で行いました。

まずは幼稚園の皆さんのところへ~~
幼稚園での授業

みんながキラキラした瞳でこちらを見てくれるのですが、その姿かわいいのなんのって♡

まずは「背くらべ」を私が歌い、その後に「こいのぼり」を私が歌ってから全員で歌い、最後に私が「ふるさと」を歌うのを聴いてもらいました。

「背くらべ」を歌ったときは、初めて間近でオペラ歌手の声を聴いた子供たちの反応が面白かったですよ~。

大きな声にまずびっくり(@_@)
そして声に対して静かに聞き入る
声に慣れてきたら歌に合わせて体を動かし始める(笑)

「こいのぼり」は事前にみんなが練習していてくれたので、みんなで上手に歌えました(^^)/

終わった後に写真を撮ったのですが、私の周りに群がって、小さなお手てでペチペチと体を触られましたよ~。
何から何までかわいらしかった~~。

幼稚園の皆にお別れして、次は小学校低学年の皆さんのところへ。
低学年での授業

今度は幼稚園の皆さんのプログラムに加えて、「茶摘み」を手遊び付きでみんなで歌いました。
手遊びを知っている子と知らない子がいて、それを教えてあげる時間がなかったのが残念でした。

あっという間に時間が来てしまい、いよいよ小学校高学年の皆さんのところへ。
高学年での授業

高学年の皆さんは低学年の皆さんと同じ曲目で行いました。
「『こいのぼり』の“のぼり”って何か知ってる?」といった質問もしてみました。
こんなやり取りを通して日本語や日本文化について歌とともに知ってもらえたらいいなと思います。

楽譜を見ながら

高学年になると楽譜も読めるので、最後の「ふるさと」も皆さん大きな声で歌うことができました!
「ふるさと」っていつどこで聴いても心に沁みる曲ですよね。
海外に住む子供たちにもこういう体験をしてもらえて、よかったな~と思えた瞬間でした。

そして後日、6年生の皆からお手紙が届きました!
香港からのお手紙

よく見ると日本の手紙を書く書式で書かれています。
私の歌のプレゼントを通して、日本の歌を知り、季節を知り、風習を知り、遊びを知り、そしてお礼状の書き方、手紙の書き方まで学んでくださいました。
現地の先生方のご協力と工夫もあって、こんなに素晴らしいプログラムになりました(←自画自賛!)


日本企業のグローバル化に伴い海外で生活する子供たちもたくさんいます。
そんな子供たちにも日本で育つ子供たちと同じように、芸術家が学校に訪問して子供たちの間近で本物を体験してもらう機会を提供してあげたいと本気で考えています。
日本の学校ではそういったプログラムが文化庁の助成等により実現しているのですが、この助成は海外で暮らす日本の子供たちは対象外なのです。
この子供たちは小さな外交官です。この子たちが今も将来も外国の友人たちに日本を伝えていってくれます。
日本には四季や情景、風物を描いた歌がたくさんあって、老若男女が歌うことができます。
でもこれは伝承していかなければいずれは皆が歌える歌ではなくなってしまうでしょう。

これらを伝えていくことは音楽家としての大事な役割だと思って、この活動をライフワークにしようと決めています。

「ぜひ、私たちの国にも来てください!」というご要望がありましたら是非お声掛けください。
ただ、海外に行くには渡航費だけでも国内のそれとは比較にならないほど費用がかかります。
合わせてご協力くださる方もぜひご連絡ください!
実現するために解決しなければならない問題があるならば、知恵を出し合って一緒に解決していきましょう!

最後に、
今回は私単独で訪問しました。つまり、私の歌を伴奏してくれるピアノもなければピアニストもいませんでした。
さて、どうしたでしょうか?

教科書会社が販売している伴奏の音源をダウンロードしてスマートフォンに入れていきました。
教室のスピーカーで流したり、スピーカーがない教室では、ポータブルのスピーカーを日本から持参して、それをスマホとBluetoothでつないで音を出しました!
ですので、楽器がない環境でも簡単な曲であれば対応できることがわかりました。

ただ、問題が。。。
教科書会社が出しているこの音源。速度が歌う側を無視したテンポになっているんです。
仮に作曲家の指定がそうであっても、実用的かどうか、ユーザーの立場で考えていただきたいなと思いました。
(つまり、実用的ではないテンポだったということです。)

今回の出来事が、子供たちの心の片隅に残り続けることを祈っています☆



■□■ 香港日本人補習授業校 こどもの日コンサート■□■
2015年5月9日(土)香港日本人補習授業校(香港・油麻地)
幼稚園、小学校(低学年、高学年)の3クラスにて実施。
演奏曲
 背くらべ
 こいのぼり(屋根より高い…)
 茶摘み(手遊び付き。小学生のみ)
 ふるさと
スポンサーサイト

Tag : 香港 海外音楽事情 公演記録

コメント

コメントの投稿