FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【終演しました】パーセル作曲 「ディドとエネアス」

ディドとエネアス2

去る2015年10月9日(金)、三鷹市文化センター風のホールにてバウムクーヘン室内管弦楽団第4回定期公演 パーセル作曲「ディドとエネアス」(演奏会形式)が終演いたしました。
平日の夜にもかかわらず、都心から少しだけ離れた三鷹市まで多くのお客様にお越しいただきありがとうございました。

今回演じた魔法使いの女という役は人間の持つ黒い感情の部分を一手に引き受けたような役柄でした。

つまり悪役です(笑)

日常生活では絶対に口にできないような言葉を公衆の面前で言っていいという、こういう役柄ならではの面白さがありますね。(聴きに来ていた生徒から後日「先生、はまり役ですね!」と言われたときは少々複雑な心境でしたが!)

このおオペラで有名な曲は、ディド役が最後に歌うとても美しく、泣けるアリアがあります。今回はソプラノがディド役を歌いましたが本来はこの役はメゾ・ソプラノの役なのです(と私は考えています)

私が声楽を習い始めて間もない頃に、「とにかくいろんな曲を、いろんな歌手で聴いてみよう~」と乱読ならぬ乱聴をしていた時期があり、その時に出会ったのがジャネット・ベイカーがディド役を歌う「ディドとエネアス」でした。
まだ若い頃の録音だったのですが、本当に美しくて、ドラマチックで、映像がなくても映像が思い浮かぶような演奏でした。
以来、「いつかこの役をやってみたい!」と思い続けて、ようやく今回、この作品に携わる機会を得たというわけです。

残念ながら私が演じたのは魔法使いの女というディドを死に追いつめる役だったのですが、濃いキャラクターのこの役を演じきれるかという当初の心配をよそに、なかなか楽しく歌ってしまいましたf(^^;)

共演の皆さんともいいチームワークで演奏できましたし、何よりもオーケストラと演奏できるというのはいいですね!
独特の音の波というか大きな流れというか、そこに自分の声をどう乗せて何を発していくのか毎回ワクワクします。

会場となった風のホールですが、実は私がソロデビューしたのがこのホールでした。
バッハのマニフィカトでソプラノⅡのソロを歌いました。懐かしいっ^^

またいつかこのオペラと向き合う機会があることを祈りつつ、その時にはもっともっと成長していたいと思います。

ディドとエネアス1


■ バウムクーヘン室内管弦楽団第4回定期公演
 パーセル作曲「ディドとエネアス」
 2015年10月9日(金)19時開演 三鷹市芸術文化センター風のホール
 全席自由 4,000円

第一部
 J.S.バッハ ヴァイオリン協奏曲ホ長調 BWV1042
  ヴァイオリン・ソロ 深津悠乃
 J.S.バッハ 結婚カンタータ BWV202
  ソプラノ・ソロ 岡田麻衣

第二部
 H.パーセル 「ディドとエネアス」(演奏会形式・原語上演)
  ディド   小林美央
  べリンダ 川口翠
  第二の侍女 水野裕子
  エネアス 中尾遊
  魔法使いの女 池野博子
  魔女Ⅰ  矢崎裕加子
  魔女Ⅱ  国分晴香

指揮 宮嶋秀郎
管弦楽 バウムクーヘン室内管弦楽団
コンサートミストレス 遠藤記代子
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。